スレートPC・・・普及に拍車

電子書籍ブームで個人による電子出版が流行りだとか。

先日、知り合いの方と「スレートPC」について話しました。
iPadをはじめとするスレートPC、すっかり電子書籍端末と化してます。
まぁ、電子書籍としての使い方が普及を牽引してますので、良いことですね。
一部のクリエイティブ系企業ではiPadがそれなりに導入も進んでますが、一般には事足りない。
やはりどうしてもWindowsでないとダメなんですね。開発環境とか、専用アプリ、その他諸々。
デザインが良い、アプリが充実してるといっても、このハードルを越えない限り企業では使ってもらえない。特にエンタープライズシステムでの親和性には、難がありますよね。

企業ユースの場合、営業なら少人数の打ち合わせ・プレゼンテーション用にスレートPCは最適。技術職でも客先へ出向くことが多い人にとっては、ノートより軽くかさばらないというのはメリット、でもキーボードがメインの場合は少々使い難いかもです。

デジタル教科書教材協議会が2015年を目標に全小中学生を対象に情報端末を配布し、電子教科書の実現を定めたそうです。政府は同様の目標を2020年としてますから、5年前倒しで。
この際の「情報端末」は、どんなものになるのでしょうね。
全小中学生ですから、とにかく莫大な数。市場規模は4兆円だとか・・・。
文科省が決めたスペックに沿って、各社が出すのか・・・専用端末なのか。
いずれにしても、ノートタイプよりもスレートタイプになる可能性が高いですね。
これが実現すれば、普及率が一気に上がります。
インターネット接続は全校に無線LANが整備され、授業にウェブサイトへの接続も増えるでしょう。
例えば、博物館とか図書館といった施設では、訪れた生徒向けにイントラネット経由で様々な情報を提供できます。。。というか、図書館などは数が減るかも。必要な情報は、DLが普通になると・・・。図書館を活かす施策が必要かと。
夏休みの宿題なんかも様変わりしそうです。
『僕のテーマは「△×◆□」・・・アップロードしてありますので、ダウンロードしてご覧下さい・・・』とネ。
教科書や教材を電子化する・・・電子書籍と同じようにただデジタル化しただけでは芸が無い。情報端末を活かす電子化が気になります。

教育現場での情報端末活用は、電子教科書の利用に留まらずたくさんの可能性を秘めてます。
教える先生たちも大変ですネ。