雷の季節・・・コンピュータには大敵①

「落雷でマシンが壊れた!」という苦い経験を時々聞きます。
そんな雷の季節が今年もやってきました。
北海道は雷が少ないですが、それでも一発でコンピュータは壊れてしまう危険がありますから用心ですよ!

コンピュータのCPUなどチップ内部には髪の毛よりも遥かに細い線が張り巡らされています。
これらは僅かな電圧・電流の変動でも焼き切れてしまうことがあり、その結果、マシンがまったく動作しなくなったり故障することがあります。
落雷で電線や通信回線を経由して瞬間的に高電圧・大電流が機器に流れる場合があります。
これが「サージ(Surge)」です。

ブレーカーが付いてるから大丈夫?!
ブレーカーでは落雷のような瞬間的な高電圧・大電流には対応できません。
落雷に対応する電源タップを使いましょう。
尚、必ずマシン本体だけでなく周辺機器も対応タップから電源を取ります。接続された周辺機器を経由してサージが起きるからです。
また、電話回線・ネットワーク回線もジャックを外すなりして対策をとるのがベストです。

雷が遠くで鳴っていても安心は禁物です。
≫遠くで雷が鳴ったら、速やかに”データを保存”して”マシンの電源を落とす”
≫更に”コンセントと通信回線ケーブルを外す”

※既に雷が鳴っている場合、コンセントやケーブルの取り外しは感電の危険があります。その場合は触れないようにしましょう。

マシン本体だけでなく、周辺機器もお忘れなく!