マシンになんらかの不具合が発生して、結局ハードディスクのデータを消失したなんていう話はよく聞きます。
特にハードディスクは消耗部品*と考えるべきですので、大事なデータは常にバックアップされることをお奨めします。
諸々のデータはバックアップをしている方でも、”メール”データを取っていない方、少なくないようです。
Outlook Expressを使っている方が多いと思いますが、その分詳しい方も周囲に多いと思いますので割愛します。
セキュリティとコストの面から弊社では”Thunderbird”を使用してます。このメールソフトもブラウザFirefoxの普及と共に、利用者が増えてきてますね。
そこで、Thunderbirdで簡単にメールバックアップを取る方法です。
要はDOSコマンドでバッチファイルを組みます。
メモ帳などに下の青い部分を展開してください。
ここでは、Dドライブに”d:Thunderbirdmail_backup”というフォルダーを作り、そこへバックアップコピーするとします。
”***(アスタリスク)”の部分は各マシンで異なりますから、ご自分のフォルダー名を確認してください。それ以外のフォルダー名はインストール時の設定がデフォルトの場合です。
""は適宜、半角の”¥”に置き換えてください。c: cd c:DOCUMENTS AND SETTINGS********APPLICATION DATAThunderbirdProfiles**********Mail xcopy *.*/s d:thunderbirdmail_backup適当なファイル名で保存しますが、エクステンションは必ず”bat”としてください。
例)mail_backup.bat
コピー先はネットワーク上の別のマシン(d:の箇所)に設定されることが望ましいですね。
同じマシンの同じHDDでは、バックアップの意味がありません。
あとは、このbatファイルをクリックすればバックアップが取れます。
尚、リストアする際は、フォルダー名が変わってきます。
●ハードディスク(HDD)は消耗品?!
弊社ではそのような認識の下、対応しています。
使い方にも因り一概には言えませんが、概ね3年程度使ったら交換を検討しています。
もっとも3年使う前にマシン本体をリプレイスしてしまいますが、
前線を退きファイルサーバーなどに転用する際は、交換してます。
最近のHDDは流体軸受の採用で寿命も延びてるかもしれませんが、昔のHDDのトラウマでしょうか、ある程度使うとHDDは突然壊れるという概念が未だにあります。(^^ゞ