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横幅モニターみらい?!

今朝の札幌、息が白くなるほどでした・・・。
市街の紅葉も一段と進みそうな感じです。
定山渓など山の紅葉は今週末から来週あたりが見頃かもですね。

さて、久しぶりに“横幅”のお話し。
明日(2010年10月16日)、米国で日本メーカーから「Internet TV (Google TV)」が発売されるそうです。
インターネットとテレビの融合、すなわち地デジ対応テレビでウェブサイトを横断的に見ることができちゃう。この機能、然るべき流れなのだろうと思います。
国内では地デジ対応テレビの普及が一気に進んでしまったので、急激なシフトはないかもしれませんが、将来のホームページ閲覧環境に大きな影響を及ぼしそうです。

そこで、ホームページ提供者や制作サイドが考えなければならいのが、解像度とWeb標準準拠など諸々。
特に水平解像度(横幅)は、いわゆる「フルハイビジョン」の場合、1,920pxとなります。(縦:1,080px)
パソコン用モニターのパネルもワイドタイプが主流となり(アスペクト比はバラバラ)、水平解像度も1,920px以上のものが増えつつあります。
この環境が数年後の標準になることは間違い無さそうです。
もちろん1,920px以下であれば水平スクロールは発生しないので「インターネットTVは無視!」という方は構いませんが、この広大な表示環境を放っておくのは“フルハイビジョンTVでアナログTVを視聴”“F1マシンで渋滞をトロトロ走る”ようなもの・・・。

HTML5・CSS3のリリースと併せ、ホームページのレイアウト・コンテンツがガラリと変わる可能性があります。
特にCSS3で“縦書き”がサポートされると期待!

実際の水平解像度ですが、1,920pxのスクリーンに合わせる場合、1,850px前後が最適だろうと思います。垂直解像度(1,080px)も、インターネットTVではスクロールを発生させないようなページが求められるかもしれません。

もっともパソコンでフルスクリーン(ブラウザを最大化)表示しないというケースも少なくありません。(実際、私もですが・・・)
ブラウザのウィンドウを小さく表示して水平スクロールが発生すると確かに見辛いものです。
しかし、ブラウザを小さく表示している場合、ウィンドウサイズはまちまちです。
いっそのこと800pxくらいを前提にしておいたら良いという意見もありますが、基本は広大な環境を活かすメリットの方がずっと大きいという結論に至ってます。

いずれも今すぐという差し迫ったお話しではありませんが、近い将来の横幅は1,920pxがポイントですね。