当社のホームページ制作は内製 「町工場」

さて、早いものでもう6月。
暦の上では夏ですね~!
札幌も北海道らしい柔らかい夏の日差しで、アウトドアーシーズン到来!
北海道で一番いい季節です。

話は変わりまして、よく「ジャスパさん外注は?」と聞かれます。
当社がホームページを制作するにあたって、どの程度或いはどんな部分を外注しているかということなんですが。。。

原則100%内製です。

デザイン・コーディング・撮影・翻訳・開発・サポートまで一貫して自社でやります。
一部のシステム開発・翻訳は、パートナーにお願いする場合もあります。

特にコーディング作業は絶対外注しません。
Web標準に不慣れな業者(人)に頼んでも対応できなかったり、タイムオーバーしてしまいます。
当社のコーディングは、オーサーウェア(Dreamweaver)も使用しておりますが、その都度或いは全体をエディターを使用して手作業でコーディング・修正していきます。(かなり古い手法ですが、開発者にとっては伝統的な手法)
おそらく当社がコーディングにかける時間は、平均の2倍以上にはなると思います。
これをしないと完全なWeb標準仕様のコードを出力できません。

W3C ValidではOKでも、Another HTML-lint gatewayでNo Errorは更に高いハードル。

オーサーウェアで工場のラインの如くやれば速くて効率も上がりますが、満足なコードは得られないのです。質の良い液晶パネル(デザイン・コピー)もロジック(コード)が悪いと生かせないのと同じです。

しかし一見非効率的な方法ですが、一旦作ってしまえば後がラク。
しかも柔軟性があり、誰にでも判りやすいコード(正しい文法)は引継ぎが容易。SEOにも役立ちます。
コーディングだけでなく、デザイン・撮影・翻訳・開発、どれも効率より自社でやることでスキルアップできるメリットの方がはるかに大きいですね。
このへん、「下町の町工場」のような発想であり目標としたいところ。
まぁ、出来ることにも限界はありますので、やむなくお断りするケースもあります。

ホスティング(レンタルサーバー)だけは、別モノですヨ!
当社のように小さな会社で、しっかりとしたセキュリティは不可能。
ホスティングだけは、絶対に専門のホスティング業者を利用した方が良いです。
ほとんどの場合、コストダウンも図れますから。

ホームページの制作も人生と似てるかもですね・・・
初めに苦労して、後々使いやすく管理しやすい方を選ぶか。
はたまた、さっさと形だけ作ってしまって、運用の中でその都度苦労を強いられるか。