一昨日、米Google社から「Chrome OS」搭載PCのリリースに関する発表がありました。
Chrome OS・・・速さがウリらしいですが、ネットに繋がっていないと機能が制限されるとか。
つまり“シンクライアント”にかなり近いのでしょうね・・・クラウド型PCと従来型PCの中間なのでしょう。
シンクライアントとして考えれば、Windowsより速いのは当然。
シンクライアントのアプリケーションはイントラネットですので、トラフィックやサーバーへの負荷もおおよそ予測がつきます。しかし、インターネットを利用した不特定多数によるクラウドコンピューティングってどうなんでしょうね。光回線ばかりでは無いですし。
想定以上の状況発生でアウト？！これでは安心して使えませんね。
ビジネスユースでは「ならばシンクライアントでいこう」となりそう。
シンクライアントは、日本をはじめ各メーカーから既にいろいろ出てますし、実績もある。
導入にはアプリケーション絡みで相当の初期コストがかかりそうですし。
企業ベースでの普及は限りなく「？」ですが、コンシューマーなら一部に受け入れられるかも。
日本メーカーが飛び付かないワケが理解できます。
ロジックそのものは目新しいモノではないので、意図は他にあるのかナ？！
新しいOSがリリースされるのは大歓迎ですが、囲い込みだけはチョット・・・ですね。
今後、クラウド型PCはそれなりに普及するとみられますが、従来型PCとの違い、それは単にプラットフォームを提供し「速さ」とPC単体の「安さ」で売るのではなく、これまでとは異なる『ユニークな使い方』の積極的な提供・提案が普及のカギでしょうな～～。
この辺、ホームページ制作にも言えます！
